被災地の復興は原発事故のためにガレキ処理など物理的にも、人々の関心が原発に移ってしまうことで精神的にも困難になっていると思います。
藤沢で「さよなら原発」のスタッフをしている友人も、脱原発の主旨だけではなく震災へあわれた方への祈りのために心の底から祈りを込めて歩くと言っていました。
彼女の気持ちしっかり届くといいな。祈り、忘れないこと、心をそわせることが遠回りのようですごく大切だと思います。私も祈っています。
『【湘南ピースウォーク】〜未来へ歩こう311〜』
http://shonan911.cocolog-nifty.com/
元旦からではなく、震災から1年をカウントしているほうが強い実感をともなうくらい大きな出来事でした。私も含めてたくさんの方が価値観・生き方を変えたと思います。
東京にいる自分の環境や、食べ物や電気、私の生活を支えている様々なしくみと人々について、常に考え続けていた1年でした。
移住や疎開の可能性(私は現在も東京在住ですが)、食べ物の選択、1歳の子どもをどうやって遊ばせるかなど家族でもたくさん話し合いました。心配ばかりだったけど1年経ち、これからは自分の身を守ることのほかに、もっと多くの人が幸せにつながる選択を意識的にしたいなと思うようになりました。防御一方から一歩前進へ。
前進とはいっても小さなことしかできていませんが…。
最近では野菜など食品の宅配も、放射能を測った上で関東・東北のものも扱っている業者に変えました。全品目検査ではないですが、放射能検査のペーパーを見てセシウム出ている農産物の傾向を把握しながら購入しています。なので敬遠されがちな千葉や茨城などの有機野菜も食べています。でも、一般のスーパーマーケットでは汚染を調べようがないのでまだ購入できていません。
それでも少しは東日本の農家さんへはプラスかなと…。フードマイル的にもOKです。
あとは、いかに体外に排出するか。ますますEMや麹など微生物くんたちが活躍する機会が増えそうです。
これから福島の除染、ガレキ処理、子どもたちと子孫へ残していく環境など、多くの課題についてちゃんと見続けて「ひと事」にしたくないです。
個人の力ではどうしようもないくらいの微力ですが、そうやって意識を向けて自分の周りの人としっかり共有できるようにすることも、ひとつの方法ではないかと思います。
たとえたかが買い物でも、しっかり選択することで自分の目指す方向へよい意思表示ができる。お休みの日にパレードに参加する。友人と過ごす時間に話題にしてみる。
できること、したいこと、得意なことで支え続けることもできるんじゃないかなと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿