2011年11月23日水曜日

かりんの葛湯

寒くなってきて、家族が風邪ぎみになったので、今年も葛湯の出番になりました。
最近は葛湯に足す甘みは、かりんの蜂蜜漬にするのが好きです。
かりんは母が2年前に漬けて分けてもらったものです。かりんは5年くらいは傷むことなく保存できるそうですね。蜂蜜ってすごくえらい。

かりんの瓶は開けると、林檎や桃や色々な果物がまじったような甘くてとても良い香りがします。
葛のほっとするような柔らかさとよく合って美味しいです。
熱が出かかっているようなときは、おろし生姜もティースプーン1杯ほど加えます。

作り方とも言えないけど、書いておきます。

<葛湯・2人分>
本葛…小匙1と1/2
水…カップ1
かりん蜂蜜…大匙1と1/2(もちろん普通の蜂蜜や黒糖でも)
おろし生姜…小さじ1弱

鍋に水、葛をいれて木べらで溶かします。
葛が完全に溶けてから火にかけます。
かるく沸騰し、液が透明になってきたら火を止め、蜂蜜と生姜を入れます。
おしまい。

葛は水から入れて良く溶かせば、失敗なしです。
生姜は火を止めてからのほうが美味しいみたいです。

風邪をひいていなくても、おやつとして飲んだりします。
あつあつでどうぞ。

2011年11月17日木曜日

EM活性液の作り方

EM活性液の家庭での使い方を前回書いたのですが、そこで使われていたEM活性液の作り方のご紹介します。


EM活性液の作り方です。
EM1・40ccから2ℓの活性液を作ることができます。 
私は1ℓ入りのEM1を購入しましたが、使い切るまでに相当時間がかかるかも。500cc入りのボトルもあるので、そちらでも良かったかな。


用意するもの
EM1 40cc
糖蜜 大さじ2 または黒糖60gくらい
水と熱湯(湯冷まし・浄水器の水・ミネラルウォーターなど塩素の無い水)
2ℓのペットボトル(ミネラルウォーターのボトルがよい)

作り方
【1】ペットボトルに半分水を入れ、熱湯で良く溶かした糖蜜を加えます。
【2】水と湯で40℃ほどの温度に調節し、ボトルの上部5㎝まで満たします。
  (満タンにしないこと)
【3】EM を加えて混ぜます。
【4】しっかり蓋をして暖かいところに置きます。できるだけ直射日光に当てます。
【5】2 ~ 3 日後、ガスが発生したら蓋をゆるめてガスを抜いてください。
【6】発酵がおさまって、甘酸っぱい匂いになれば完成。
  (夏は1 週間、冬は10 ~ 2 週間が目安)

ポイント
蓋をしっかり締め、毎日振って発酵を促してあげる。
発酵が始まったら、ガス抜きを忘れずに!夏場など爆発することも。
初期の温度が30 ~ 40℃になるよう、冬場はこたつやお風呂に入れる。
腐っていないか心配になったときは、匂いがポイントです。嫌な腐敗臭がしなければ大丈夫。

補足
※ EM と糖蜜の量を増やしても作ることができます。
※直射日光を当てることで光合成細菌が活性化し、色が赤みを帯びます。

米のとぎ汁発酵液
水の代わりに米のとぎ汁でも作れ、それを発酵液と呼びます。乳酸菌の力で、上質な発酵液ができます。
とぎ汁の濃さは2 ~ 3 合の最初のとぎ汁くらい。4 合以上は濃いので2回目のすすぎの水にするか、薄めて使います。
とぎ汁自体に栄養があるので、黒糖は30gに減らして作ってください。栄養過多でもうまく発酵できないようです。

もし、実際にEMを目の前で作ってもらい、もっと解りやすく知りたい場合はワークショップに行かれると良いかもしれませんね。
EMについて総合的にお話ししてもらえたので、作り方だけでなくEMについての理解に役立ちました。
私は高坂早苗さんのワークショップに参加しました。身体の免疫をあげる方法も聞くことができました。
そして人柄というか佇まいの素敵な人で、WSの会も明るく楽しかったのが印象的。
高坂早苗さんのブログです。こちらからWSのこともお知らせがあります。
アースキーパーネットワーク

EMを使った家事について

放射能対策ができるかもしれないと教えてもらって以来、EMを使って家事をしています。もともと有機栽培の土壌改良の資材だったようですが、微生物の分解力は家事にも応用できるようです。

EMにおいては賛否両論あるようです。EMを勧める人もいれば、似非科学やトンデモという人もいます。私もEMのバッシングの記事も読みましたし、全て手放しでハマってはいけないと慎重に使いはじめましたが、放射能対策ができるのかどうか、EMは有効なのか、何を信じるのかは自分次第だなと思っています。

現在使いはじめて4ヶ月経ちましたが、私は家事においてとても優れていると感じます。ネットで色々と情報収集したことよりも、良いものなんだな〜というシンプルな実感のほうを信じることにしました。
放射能から身を守るには、まずは内部被ばくをしないよう食に注意しなければならないし、EMだけで事足りるわけではありません。
でもただ困っていても仕方がないし、試してみて良かったと思います。

EMはそれ自体も微生物で生き物なので、洗剤を使うより身体にも環境にも優しく、副作用のようなものもありません。
もし、EMに興味がありましたら、ぜひまずは使ってみてください。

簡単に始められることをご紹介します。


家庭でのEMの使い方
スプレーする
【スプレー液の作り方】EM活性液を100 倍に薄めてスプレーボトルに入れます。
ただし100 倍に希釈した液はカビることもあるので、早めに使い切りましょう。
●一日数回、家にスプレーする。(エアフレッシュナーの要領)冷蔵庫・下駄箱・タンスの中などもOK。
●衣類などにスプレー。
●外出時のマスクの内側に。
●雨のあと雨具
●帰宅後の靴の裏
●公園の砂場の遊びのあと、全身に。
●台所など油汚れにスプレーして拭き取る。

お風呂に入れる
【お風呂に入れる量】EM活性液を50cc ほど浴槽に入れる。アロマエッセンスや
フラワーエッセンス、市販の入浴剤、炭など他のものも一緒にいれても大丈夫です。
●屋外プールから帰ってきたお子さんの肌・粘膜の保護に。EM の入ったバスタブの湯で髪の毛もよくすすぐこと。

残り湯の利用方法
●部屋中の拭き掃除、ベランダ、庭、道路などに毎日まく。
●植物の水やり。植物には1000 倍に希釈しますが残り湯なので、ちょうど良い濃さです。放
射能のたまりやすいプランターの土も改良できます。
●洗濯、洗車。残り湯洗濯でもEM 菌の腐敗を防ぐ作用で臭くなりません。

EM活性液とは休眠状態のEM1に水と糖蜜や黒糖などのエサを加えて、EM1に含まれる微生物を活性化させたものがEM活性液です。
EM活性液は市販されているものではなく、自分で作る必要があります。
元となるEM1はEM生活の通販や楽天などで購入できます。
活性液を作らないですむ、そのまま使えるEMWという商品も便利です。
http://www.emlabo-emw.com/

活性液の作り方は次の記事にまとめます。

2011年11月5日土曜日

自然療法の手当 子どものけが

子どもにケガは付きものですが1歳半のうちの息子は動けることが嬉しくて、活発に動き回るので、たまにケガをするときは派手に転んだりひどく頭を打ったりと危険な場面もあります。

先日もリビングから猛ダッシュしてきたところ、転んで顔から椅子の足にゴッツン!っと突っ込んでしまいました。ぶつけた瞬間に大泣きしたので、(意識は大丈夫、打撲だけ)と確認できましたが、みるみるうちにぶつけた額が大きく腫れ、長さ3センチにわたり高さ7・8ミリのこぶができてしまいました。息子の小さな額の上では、とても大きなこぶに思えます。冷やすだけでは対処できなそうな腫れだったので、息子が落ち着いてから自然療法の手当をしました。

まずは枇杷の湿布です。
・きれいに洗った枇杷の葉を、手で温めながら少し揉み、腫れているところに貼りま
 す。
・そのままでは落ちてしまうので医療用テープで止めておきます。

その後、芋パスターをしました。
・小さめのじゃがいもをよく洗い、皮ごと半分くらいすりおろします。
・そこへ小さじ半分のおろし生姜、大さじ1〜2の小麦粉を入れ、だれない程度の固さ
 に練ります。
・練り上がったものを、医療用ガーゼの真ん中に1センチくらいの厚さにのばし、包
 みます。
・ガーゼの包みを患部に貼り、子どもがはがさないように柔らかい布やスカーフで押
 さえて保護します。(最初の枇杷ははがしてくださいね)

正当な方法では枇杷湿布と芋パスターの前に、生姜湿布をして浸透を良くするそうですが、今回は泣いている息子をなだめながらの手当だったので割愛しました。
でも手当は成功した様子で、芋パスターの後1時間ほどで、すうーっと大きなこぶは無くなりうっすらと痣が残るだけで済みました。次の日も痣が浮き上がることも無く、ケガのことは忘れてしまうくらいでした。

自然療法に助けられると自然のチカラってすごいなあって、感心します。自然療法を知ってからあらためて植物や自然のものを見直すようになりました。人間の自然治癒力もたくさんの生物との関係の中で引き出されてくるんですね。
子どものケガや病気は初期治療が大切だから、いつでも自宅で自然療法をすればよいとは全く思いません。でも具合をみて病院に行く必要がないとはっきりと判断がつく場合は、お母さんの手当も有効だと思います。効能+自然の知恵を知るという意味でも。

自然療法をするには、子どもや自分の体をまず落ち着いてよく観るということが必要です。症状や全体の具合を見て、湿布や食養生のメニューを考えます。そのとき五感はフル稼働です。
自然の知恵を知るというのは、自然療法の対処の知識を学ぶということだけではなくて、五感を使って得た経験値も含まれると思います。

子どもにとっては、お母さんが子どもの体と症状に注目して気を配ることで、安心できたりするといいなと思います。風邪を引くといつもよりお母さんは優しくなるな〜と私も思ったことがあります。
また、お母さんが子どもの体に関心をもつことで、子どもも自分の体を自然と大切にしてくれるようになるかもしれません。だから息子はまだ赤ちゃんですが大きくなるまで、じんわり効能と一緒に自然療法の考え方なども伝えられたら嬉しいです。

それからいつも枇杷の葉っぱをくれる新潟のTさん、本当にありがとう!

参考にしている本です。
家庭でできる自然療法 東城百合子(著)
あなたと健康社
TEL 03-3417-5051
※直販のため一般の本屋さんには流通していません。